「昔の双眼鏡、カビが生えていても売れる?」
「10×50って、どういう意味?」
売る前によく出る疑問に、順に答えます。
この記事は、使わなくなった双眼鏡を手放したい人に向けて書いています。
値段の目安、表記の読み方、レンズのカビ・くもりの見方、防振双眼鏡の電池。
この順に説明します。
1双眼鏡の買取価格の目安
urupoでは、運営の買取業者リファンの価格表を、機種ごとに見られるようにしています。
2026年11月4日更新の表から、売られることが多い機種を並べます。
中古は「上限額」で、状態によって下がります。
| 機種(型番) | 新品 | 中古(上限額) |
|---|---|---|
| Nikon MONARCH HG 8×42 | 60,100円 | 45,100円 |
| Nikon MONARCH M7 8×42 | 33,500円 | 27,100円 |
| Nikon MONARCH M5 8×42 | 22,100円 | 20,100円 |
| Nikon PROSTAFF P7 8×42 | 14,100円 | 9,100円 |
| Nikon 7x50IF SP WP | 121,100円 | 91,100円 |
| Vixen ATERA II H14x42WP | 62,500円 | 58,500円 |
| Vixen APEX J HR8x42WP | 20,100円 | 14,500円 |
| Kenko Avantar 10x32ED II | 23,500円 | 15,100円 |
| Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 10×30 Cellarto WP | 48,100円 | 36,500円 |
| Canon BINOCULARS 10×30 IS II | — | 20,100円 |
| 富士 | 115,100円 | 101,100円 |
同じメーカーでも、シリーズで値段が大きく違います。
型番とシリーズ名は、本体の表示か元箱で確かめます。
手元の機種は、双眼鏡の買取価格の一覧で探せます。
上の金額は、リファンの価格表の、この日の値です。
「—」は、新品の買取価格が表に出ていない機種です。
価格表は週に1回、urupoに取り込んでいます。
売る時は、最新の一覧で確かめてください。
2倍率と口径の表記(10×50)の読み方
双眼鏡の「8×42」「10×50」は、倍率×対物レンズの口径(mm)を表します。
ニコンの案内では、「8×42 7.0°」なら、8倍、対物レンズの有効径が42mm、実視界が7.0°です。
| 表記 | 倍率 | 対物レンズの | ニコンの |
|---|---|---|---|
| 8×42 | 8倍 | 42mm | 標準(30〜49mm) |
| 10×30 | 10倍 | 30mm | 標準(30〜49mm) |
| 10×50 | 10倍 | 50mm | 50mm以上(天体・業務用) |
| 12×21 | 12倍 | 21mm | 25mm未満(コンパクト) |
ニコンは、倍率は12倍ぐらいまでが使いやすいとしています。
口径が大きいほど明るく見えますが、大きく重くなります。
実視界は、倍率が上がると狭くなります。
同じ表記でも、値段は機種で大きく違います。
表では、Nikonの8×42は、新品の買取価格がPROSTAFF P7で14,100円、MONARCH HGで60,100円です。
10×50も、アキュロン A211が中古の上限6,500円、WX 10×50 IFが257,100円です。
表記だけでなく、シリーズ名まで確かめます。
3値段が残る物・下がる物
双眼鏡は、光学の機械です。
ピントや光軸の動きと、レンズの状態が、値段の土台になります。
| 状態 | 値段の | リファンの |
|---|---|---|
| 新品・未開封 | 新品の買取価格 | 表の買取価格で買取 |
| 開封済みで、 | 新品の価格になる場合がある | 付属品の包装が購入時のままなら新品の扱い。通電や動作確認をした物、付属品が欠けた物は新品にならない |
| 中古で、 | 表の額が上限 | 届いた品物の状態を見て金額が決まる。事前見積もりの金額は目安 |
| キズ・汚れ・落下の | 下がる | 外観やレンズの状態が査定に響く |
| 付属品が | 下がる | そろっていなくても買取する。通常の使用に要る重要な付属品が無いと値段に響く。対象は純正品 |
| 外観や | 買取できない場合がある | 動く物でも、ひどいダメージがあると買取できない場合がある |
| ピントが | 対象外になる場合がある | 通常動作しない故障品は買取の対象外。ピント調整と光軸ズレは、依頼の前に確かめる |
新モデルが出ると、旧モデルの相場が下がりやすくなります。
使わなくなった時が、売り時です。
4双眼鏡を売る前に見る、レンズのカビ・くもり
ニコンは、湿気の多い所では、レンズ面にカビやくもりが出やすくなると案内しています。
リファンのページには、カビについての個別の記載がありません。
レンズの状態は査定に響き、ひどいダメージは買取できない場合があるので、売る前に自分で見ておきます。
見る時は、明るい窓の方に向けて、対物側(前)と接眼側(目)の両方から、レンズの中をのぞきます。
| 見え方 | 考えられる | 売る |
|---|---|---|
| 寒い | 急な温度変化による一時的なくもり | 自然に消えるまで乾かす(ニコン) |
| 乾かしても | カビの可能性。キヤノンの案内では、カビはクモの巣のような曇りで出ることがある | 自分で内側を分解しない。写真で撮って、事前見積もりで伝える |
| 表面の | ふつうの汚れ | 柔らかいハケで払う。拭き方は、ニコンの使用上の注意のとおりにする |
| 濡れた | 水分が残っている | 乾いた布で拭き、風通しのよい所でよく乾かす |
普通の布での乾拭きは、コーティングを傷つけるおそれがあるので避けます。
キヤノンのカメラレンズの案内では、レンズの内部まで入ったカビは、分解してのクリーニングが必要になるとされています。
売るまでの間は、付属のケースから出し、乾燥剤と一緒にビニール袋などに密封して保管します。
ケースに入れっぱなしにすると、カビの原因になります(ニコン)。
5防振双眼鏡の電池と動作の確かめ方
防振双眼鏡は、電池で防振の仕組みを動かします。
電池の種類と本数は、機種で違います。
キヤノンの仕様ページでは、次のとおりです。
| 機種 | 電池 | 持続時間 |
|---|---|---|
| Canon BINOCULARS 12×36 IS III | 単3形乾電池2本(バッテリーパックBP-B1も使える) | 常温(25℃)のアルカリ電池で約9時間 |
| Canon BINOCULARS 10×20 IS | リチウム電池 CR123A 1本 | 常温(23℃)で約12時間。−10℃で約8時間 |
寒い所では、持続時間が大きく短くなります。
売る前は、新しい電池を入れて、防振のスイッチを入れ、のぞいた像が落ち着くかを確かめます。
電池が切れていて確かめられない時は、そのまま伝えます。
リファンの双眼鏡のページには、防振機能や電池についての個別の記載がありません。
電池を入れて送るのか、別にして送るのかも書かれていないので、送る前に事前見積もりで聞いてください。
6売り先の種類と向き不向き
売り先は、大きく3種類です。
双眼鏡は小さく、宅配で送りやすい品物です。
| 売り先 | 向いている | 気を |
|---|---|---|
| 買取サービス | 型番が分かっていて、先に金額の目安を知りたい | レンズの状態を写真で伝える。事前見積もりで確かめる |
| カメラや | 近くで、その場で済ませたい | 店ごとに対象の機種と条件が違う。持ち込む前に確かめる |
| フリマ・ | 自分で値段を決めたい | カビやくもりの説明が要る。落として光軸がずれないよう、梱包は自分で行う |
リファンの宅配買取は、着払いで送れて、送料はリファンが持ちます。
金額に納得できずに取りやめた時も、規約に当たる場合を除いて、返送料や手数料はかからないと案内しています。
先に型番で買取価格を見て、気になる時は無料の事前見積もり、という順が手間が少ないです。
7最近売られた双眼鏡
リファンの買取実績に載っている、最近の品物です。
防振双眼鏡も売られています。
2026年10月21日・宅配買取Vixen ATERA II H14x42WP
2026年10月20日・宅配買取Vixen ATERA H12×30 マットブラック
2026年10月19日・宅配買取Nikon PROSTAFF P7 8×30
2026年10月15日・宅配買取Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 14×30WP
2026年10月4日・店頭買取富士フイルム FUJINON テクノスタビ TS-L 2040
2026年9月27日・宅配買取Nikon MONARCH M5 12×42
写真と内容:
8よくある質問
カビのある双眼鏡は売れますか?
リファンの双眼鏡のページには、カビについての個別の記載がありません。
外観やレンズにひどいダメージがある双眼鏡は、動いても買取できない場合がある、と案内されています。
カビやくもりの様子を写真で見せて、事前見積もりで確かめてください。
レンズのくもりは、拭いてから売ってもよいですか?
ほこりは柔らかいハケで払い、そのほかの汚れの拭き方は、ニコンの使用上の注意のとおりにします。
普通の布での乾拭きは、コーティングを傷つけるおそれがあります。
内側のくもりは、分解せずに伝えます。
10×50の見方を教えてください。
前の数字が倍率、後ろの数字が対物レンズの口径(mm)です。
10×50なら、10倍で、対物レンズの口径が50mmです。
同じ表記でも機種で値段が大きく違うので、シリーズ名や型番まで確かめます。
防振双眼鏡は、電池が切れていても売れますか?
リファンの双眼鏡のページには、防振機能や電池についての個別の記載がありません。
通常動作しない故障品は買取の対象外です。
新しい電池を入れて防振が動くかを確かめ、動かない時は、そのまま伝えて事前見積もりで聞いてください。
昔の双眼鏡でも売れますか?
リファンでは、年式が古い双眼鏡でも買取できます。
「何年前のモデルまで」と一律には決めず、今の流通市場価格から値段を決めています。
ただし、年式で買取が終わっている商品もあるので、事前見積もりで確かめてください。
表記の読み方は、ニコンイメージング「双眼鏡の選び方ガイド」、カビ・くもりとお手入れは、ニコン「使用上の注意」とキヤノンのレンズの手入れの案内(2026年11月5日に確認)によります。
防振双眼鏡の電池は、キヤノンの仕様ページ(12×36 IS III・10×20 IS・2026年11月5日に確認)によります。
買取の条件・価格・実績は、リファンの双眼鏡のページ(2026年11月4日更新の価格表・2026年11月5日に確認)によります。
















