
近年の継続的な価格上昇傾向にある金・プラチナの動きを受け、巷に金・プラチナの買取を行うお店が溢れています。
またこの高値のうちに以前買った金・プラチナを売却しようと思われる方も多いと思いますが、金・プラチナの売却で重要なのはお店選びです。これに失敗すると大きな損をしてしまいますので、そんな損をしないためのお店選びのポイントについてすこし詳しく書いていきます。
金・プラチナの査定
ブランド品の相場は状態や流行など様々な要因が影響するためある意味感覚的であり値段に多少の幅があるのに比べて、
金・プラチナは毎日明確に相場が決められています。
状態は関係なし
ピアスが片方しかない、ネックレスが千切れている等
金・プラチナ製であれば査定には影響ありません。
査定は重量のみ
査定で見るのは重量のみです。
だからこそ、金・プラチナを売るときに一番大事なのはお店選びになってきます。
大事なのはお店選び
A店では10万円で売れたものが、B店では6万円にしかならなかった、なんてことは日常茶飯事です。
その差額はいったいなんなのでしょうか?
毎日の買取価格を公表しているか?
高価買取をうたいながら、グラムあたりの買い取り価格が表示されていない。
金・プラチナは明確な相場価格が存在するので一番価格を表示しやすい商品と言えます。
買取価格に自信があるのならグラムあたりの買取価格を表示しているはずで、少なくとも問い合わせをすればすぐグラムあたりの金額を教えてくれるでしょう。
※金・プラチナの価格をHPに掲載しているところがありますが、買取価格と明記していなければそれはその日の単なる相場価格であり実際の買取価格でない場合が多いので注意してください。
端の方に小さく(買取価格ではございません)と記載があることも多いです。
買取をする際に手数料を取っていないか?
HPやお店の広告を見て、高い買取価格を提示していると思ってよく見ると買取の際は別途手数料がかかると併記されているところがあります。繰り返しになりますが金・プラチナの買取額の決定は
とても単純な計算で買取価格が決定されます。この時点でお店側にすでに利益があります。
しかし、この買取価格からさらに何パーセントかの手数料を取る業者も存在します。
どれだけ買取価格(グラム)が高価でも手数料を取っている場合、実質買取価格はかなり下がってしまいますのでお店のホームページ、チラシをしっかりチェックして別途手数料が必要なのかどうかチェックしましょう。
目減り量を名目にした重量のマイナス
例えば100gの金を持ち込んだ場合、100gの価格で買取されるのが普通ですが、買い取った金はその後溶かされ、その時に目減りするという理由で100gではなくそこから目減り量と称して何gかを差し引いて買取をする業者があります。
しかし通常の業者であればこのように重量をマイナスして買取することはありません。
金を売却する際には手数料を取られていないか、目減り量による重量のマイナスはされていないかしっかりと把握して売却するようにしましょう。これらの有無で買取価格は大きく違ってきます。
その日のグラム単位の相場を明確に教えてくれるか?
電話でその日の買取価格を聞いてみましょう。最低限その日の買取単価(グラム)も教えてくれない
業者さんはあまりお勧めできません。
何度も書きますが、金・プラチナの相場は明確に決まっています。あとはお店がどれだけの利益を取るかです。
ブランド品の買取は状態など様々な要素を考慮する必要がありますが、金は金でありさえすれば、はっきりとしたグラムあたりの価格がありますから、その他の買取商品と比べても用意に価格を口頭で伝えられるはずです。
大体~ぐらいから~ぐらいになります等グラム単価をはっきりと教えてくれない業者さんには注意しましょう。
毎日の金相場がわかるサイト
田中貴金属 (https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/)
本日の金・プラチナの相場がわかります。毎日決まった時間に4回更新されています。
その日の金・プラチナの相場をチェックして本当にその業者は高価買取なのか?
せっかくの金・プラチナです、しっかり把握してから買取に出しましょう。
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