1毛皮の買取相場(種類×形の目安)

毛皮は買取の件数が少なく、実績の集計では幅が出せません。そこで、リユース相談本舗の査定担当の目安を、種類と形の表にしました。数字が無い所は、言葉で書いています。

種類ロングコートハーフコート・ジャケットストール・ショール上限の目安
セーブルミンクより高め。1点ずつ査定ミンクより高め。1点ずつ査定ミンクより高め。1点ずつ査定数字は出さず、1点ずつ査定
ミンク(タグあり)いちばん高め。2万円を超えることもあるロングコートの次ハーフ・ジャケットより下がる2万円くらいまで(ロングはそれ以上も)
ミンク(タグなし)タグありより下がるタグありより下がるさらに下がるハーフコートでも1万円くらいまで
フォックス(タグあり)ミンクより低め。形では、ロングが高めロングコートの次ハーフ・ジャケットより下がる2万円くらいまで
フォックス(タグなし)下がる下がるさらに下がるタグありより下がる
ラビット買取が難しい(断ることが多い)買取が難しい(断ることが多い)買取が難しい(断ることが多い)—
この表の見方
  1. リユース相談本舗の査定担当の目安(2026年11月)です。状態・タグ・形で、1点ずつ変わります。
  2. 上限の目安は、その種類の中でいちばん高く付く時の額の見当で、買取額の約束ではありません。
  3. セーブルは、ミンクより高めです。数字は出さず、1点ずつ査定します。
  4. 相場は変わります。今の査定は、この目安の外になることがあります。

2値段が分かれる4つの理由

査定で見るのは、タグ・種類・状態・形の4つです。

見るところ値段が上がりやすい下がりやすい
タグSAGA(サガ)ゴールド・SAGAシルバー・EMBA(エンバ)などのタグがある(ミンク・フォックス)タグが無い、または切れている
種類セーブル・ミンク・フォックスラビットなど、元の値段が低い種類
状態毛並みがそろい、毛抜けや毛切れがないにおい・皮の硬化・毛抜け・シミ・虫食い・カビ
形ロングコート。着丈が短めのジャケットも使いやすい肩の張った昔の形。ストール・ショール

タグがあるミンク・フォックスは、買い取りやすいのが特徴です。タグの種類や等級の違いは、タグの現物を見て店が判断します。

3店で断ることが多い毛皮

ラビットは、買取が難しく、店で断ることが多い毛皮です。

ヒョウ(レオパード)など、ワシントン条約と種の保存法で売り買いが制限される動物の毛皮も、断ることが多いです。ヒョウは種の保存法の「国際希少野生動植物種」で、環境大臣の登録を受けた物(登録票がある物)でなければ、売ることも譲ることもできません。

環境省の資料では、種の保存法の国際希少野生動植物種は、国内での譲渡し(売る・買う・あげる)が原則禁止で、生きた個体のほか、はく製や毛皮、バッグなどの加工品も含まれる、とされています。
登録を受けて登録票があるものは、登録票と一緒に譲渡できます。登録票がないまま売り買いすると違法で、罰則があります。

どの動物が対象かは、種ごとに決まっています。手元の毛皮が心配な時は、環境省の国際希少野生動植物種の一覧で確かめます。

出典:環境省「希少な野生動植物種を飼育・販売される皆さんへ」(https://www.env.go.jp/nature/kisho/pamphlet/ForThoseWhoWantToKeepOrSellRareWildlife.pdf)・環境省「国際希少野生動植物種」(https://www.env.go.jp/nature/kisho/global/list.html)。2026年11月3日に確認。

4毛皮の値段が下がっている理由

世界的に、動物愛護の流れでファーを使わない動きが広がり、毛皮の需要が減っています。
買取店は、買い取った毛皮をまた誰かに売れて、はじめて値段をつけられます。買う人が減ると、つけられる値段も下がります。

たとえば、デンマークのコペンハーゲン・ファーは、2023年までに事業を終えると、2020年11月に報じられました。新型コロナウイルスの変異種がミンク農場で見つかり、国内の養殖ミンクの殺処分が命じられたことが背景です。

出典:WWDJAPAN「コペンハーゲン・ファーが閉鎖」(https://www.wwdjapan.com/articles/1150925・2020年11月27日付・2026年11月3日に確認)。

買った時の値段と、今の買取の値段は、別の物差しです。昔高かった毛皮でも、今は数千円単位になることが多く、年々下がっています。

5売る場所は店頭・出張・宅配

毛皮は、リユース相談本舗で、店頭・出張・宅配のどれでも受けています。近くの直営店へ持ち込むか、出張で見てもらうか、宅配で送ります。値段がつかないと言われた時は、その場で決めず、別の店・リメイク・譲る・処分から選び直せます。

この相場の元は、リユース相談本舗の買取です

当サイト運営者のリユース相談本舗の査定担当が、日々の買取をもとに出した目安です。店頭で受けている直営店は次のとおりです。

6よくある質問

毛皮は、種類や形でどれくらい値段が違いますか⁠?

種類は、セーブルがいちばん高く、次がミンク、その次がフォックスです。形は、ロングコートが高く、ハーフコートとジャケットが次で、ストールやショールは下がります。上限の目安は、タグのあるミンク・フォックスで2万円くらいまでです。ロングコートは、それより高くなることもあります。

SAGA(サガ)やEMBA(エンバ)などのタグがないと、買い取ってもらえませんか⁠?

買い取れます。ただ、ミンク・フォックスは、SAGAゴールド・SAGAシルバー・EMBAなどのタグがあると買い取りやすくなります。タグがない時は、ミンクのハーフコートでも1万円くらいまでが目安です。

ラビットやヒョウの毛皮は、買い取ってもらえますか⁠?

ラビットは買取が難しく、店で断ることが多いです。ヒョウ(レオパード)など、ワシントン条約と種の保存法で売り買いが制限される動物の毛皮も、断ることが多いです。ヒョウは国際希少野生動植物種で、登録票の無い物は売り買いできません。種ごとの対象は、環境省の一覧で確かめられます。

毛皮の値段が下がっているのは、なぜですか⁠?

世界的に動物愛護の流れが強まり、ファーを使わない動きが広がって、毛皮の需要が減っているためです。たとえば、デンマークのコペンハーゲン・ファーは、2023年までに事業を終えると、2020年11月に報じられました。

毛皮は、どこで売れますか⁠?

当サイト運営者のリユース相談本舗で、店頭への持ち込み・出張・宅配のどれでも見てもらえます。値段がつかないと言われた時は、その場で決めず、別の店・リメイク・譲る・処分から選び直せます。