Apple Watch発売間近でどうなる機械式時計!?そんな逆境に負けない時計を集めてみました。

アップルウォッチ発売でどうなる?高級時計

Apple Watchがアップル社から今春にも発売ということで各種メディアで本格的に話題が飛び交っていますね。どんな商品になるのか、いくらくらいになるのか、話題は尽きませんが、きっと既存の時計業界にも小さくない影響を与える商品となるでしょう。
ごく限られたスペースの中で100個から300個程度の部品の組み合わせだけで構築された腕時計は機械式の携帯時計が初めて創られた14世紀から続く人類の壮大な知恵比べといえます。そこには大きなロマンを感じますし、Apple Watchがそんな知恵比べの流れの中で中興の祖となるか歴史の徒花となるか、そういう観点で見ると我々はこの時計の長い歴史の大事な見届け人と言えなくもありません。
さてApple Watchがどんな商品になるかは今しばらく楽しみに待つということにして、今回はそんなApple Watchにも負けない(?)機能をもつ機械式時計をご紹介して参りたいと思います。ちなみに機械式時計で有名なところと言えば永久カレンダー、ミニッツリピーター、トゥールビヨンといったところになると思いますが、今回はあえて有名どころを外して機械式時計の中でもちょっと珍しい機構をもったオンリーワンな時計をいくつかご紹介したいと思います。

 

【世界初!?時間を止める機能 —エルメス— アルソータンシュスポンデュ】

 

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ーー時間を忘れてゆっくりしたい。

誰もが日々心に願うことかもしれませんね。そんな思いを実現する機能を搭載したのがエルメスのアルソータンシュスポンデュです。なんとこの時計の右上のボタンを押すと時間が止まるのです。もちろん実際に時間が止まるわけではなく時計の針が動きを止めるだけなのですが、なんとも遊び心のあるエスプリが利いた時計ではないでしょうか。針は止まっているものの、中ではしっかり時を刻んでいますのでまた現実に戻る決意ができてもう一度ボタンを押すと現在の時刻に針は移動し、何事もなかったように時を刻み始めます。

時間を忘れて空想や妄想を存分に楽しみたい貴方にお薦めの時計です。

 

【15000ガウスの磁石でも狂わない時計 オメガ シーマスターアクアテラ】

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電子機器に囲まれた現代社会の中で機械式時計はその機器が発する磁力によって動作不良を起こさないというのは新しい命題になりつつあります。まさに直接的な意味でApple WatchやiPadに負けない時計が求められるようになり、そしてその要求に応える商品がここ数年開発され始めました。世界最大にして最高の技術を持つムーブメント製造メーカーETA社によって全ての磁性体部品をシリコンやチタンなどの非磁性体部品に変更することによって作られたこのムーブメントは磁力の影響を免れることに成功したそうです。オメガ以外にもETA社のムーブメントを搭載しているブランドは多くありますから今後こうした電子機器に強い機械式時計は一般化していくことでしょうね。

 

【時間の価値は均一ではない エルメス ケープコッド グランザール】

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「楽しい時間はあっという間でつまらない時間はなかなか進まない」なんていうのは誰しも感じるところではないでしょうか。時間の流れはいつも均一ではないのではないかという哲学的な問いかけにエスプリ溢れる回答を示したのがこのケープコッド グランザール。時間帯によって、文字盤上の時間表示幅が異なることで文字盤上で時間の針の動きの速度が時間帯によって変わるわけです。
昨今のエルメスの時計はなんだか遊び心が溢れていて今後がとても楽しみですね。

 

 

いくつか珍しい機械式時計をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。IT化も高度化を極める昨今、時計型のディスプレイに同様の機能を体現することは難しくないのかもしれませんが、こんな遊び心溢れる機能を形ある数百の部品で組み上げようと奮闘する設計士や時計職人の姿を想像すると永々たる人間の営みの深さを感じるとともに、なんだか微笑ましさを感じるのは私だけでしょうか。

こうした複雑な機械式時計を手に入れようと思うとApple Watchの数十倍のお金が必要になるのでそう簡単には決断できませんが、新しい年度も始まり新しいことを始めるには良い機会ですので、まずは入門的な機械式時計から始めてみるのもいいかもしれませんね。

この記事の著者

玉城 貴也

玉城 貴也Chief Manager

私が記事の著者と出ているが、実はゴーストライターがいる。

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